まず、古代宇宙飛行士説においては、なんでも見たままに古代の人が資料として残した。ということになります。そのため、メドゥーサもそのままいた!ということにしましょう。
でも、髪の毛が蛇ってどうなっているんだ?根本の部分は?毛根は?
たまに蛇が死んだら抜けたりするのか?

メドゥーサとはどんな人物なのでしょうか。
もともとメデューサは美女であり、特にその美しい髪を自慢していました。
メドゥーサは純粋な人間ではなく、海の神(もしくはその息子の)ポルコスと、ケトという娘(ポルコスの妹)との間に生まれた3人姉妹のうちの一人です。
海の神周辺と親しかったようです。
メドゥーサは海の神ポセイドンの愛人として、天馬ペガサスと巨人クリューサーオールを産んだとされています。ただ、子供に関しては後述のペルセウスとの戦いで生まれたともされているので、なんとも…。
神話によれば、女神アテナの神殿でポセイドンといちゃいちゃしているところを見つかって、美しい髪を蛇に変えられてしまったということです。
よりによって、潔癖なアテナの神殿で…なんで…。
ポセイドンとアテナはアテネの地の領有権を奪い合っていた中なので、嫌がらせをしたとしか思いようがありません。
ポセイドンは神なので、何事もなく済んだようなのですが、メドゥーサにとっては悲劇でした。
さらに、2人の姉も醜い姿に変えられてしまいます。
頭髪が毒蛇に変えられただけではなく、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼…
ってロボットか?!古代ミケーネの機械獣か?!
いや、元ネタが忠実過ぎたというだけなんでしょうか。
そして、輝く宝石のような目は見たものを石に変えてしまうという。
どうやって食事してたんだろう?
しかも、3姉妹の中でメドゥーサだけが不死身ではないのです。
どうやってお腹を満たしていたんだろう。目をつぶった状態で誰かに食べさせてもらっていたんだろうか?とか考えると、本気でかわいそうになってきます。
ただ、前述した通り、ロボ化されていたらそういうこともないかもしれない。
怪物に変えられた3姉妹は洞窟で暮らしていました。
それまではポセイドンの愛人をしていたくらいなので、結構ちゃんとした暮らしをしていたんじゃないかと思います。

記述のままの姿だったら機械化人間?
古代宇宙飛行士説では、古代の人が見たままの通りに受け取るので、以下の可能性が考えれるでしょう。
- 髪の毛が蛇に変えられた、遺伝子改造人間がいた。
- もっと古い時代の記述通りだったら、髪の毛が蛇だけじゃなくイノシシの歯、青銅の手、黄金の翼…が生えていたはずなので、遺伝子をいじられてさらにメカ改造されてしまった。
- もともとアーマロイド製のラブドールのような存在だった。ポセイドン「おれの嫁!」
自分で書いてて、なぜか3番な気がするのは気のせいか…。
もし、ポセイドンを含めオリンポスの神々が宇宙人で、我々よりもずっと高度な文明をもっている神々だったら。
ゼウスのように人間と交わることばっかり頭にある神もいるので、どんな存在がいてもおかしくない。ポセイドンとメデューサがアテナ神殿でいちゃいちゃしていたのも、メデューサがアーマロイドっぽい人間だったから?(別に人間じゃないからメカだから大丈夫かと思った)
その後、アテナの嫌がらせで美しい人工頭髪を蛇みたいなおかしいものにされてしまった。
マネキンのカツラをはずして、波平のカツラをかぶせたようなもの。
あ…アテナ…(聖闘士星矢時代の私としては、アテナがマネキンに波平のヅラをかぶせるところはみたくないなぁ)
こうして、ポセイドンに捨てられてしまったメデューサ。
しかし、彼女にはさらに不運な宿命が待っていたのです!
彼女の前に作られた姉のゴルゴンたちには、自己修復機能がついていました。
でも、なぜかメデューサにはこれがついていなかった。(アテナにはずされてしまったとも)
そこで、やってきた英雄ペルセウスに首をはねられてしまいました。
この時に生まれたのが、ペガサスと言われています。
倒されたメデューサはメカだったので、頭部だけでも武器として使えた。
「見たものを石化してしまう能力」は失われていなかったのです。
もし、ポセイドンのアーマロイドだとしたら、この能力はもともとポセイドンを守るためのものだったんじゃないかと思うのです。
だって、アテナは献上されたメデューサの首を自分の盾(イージス)につけますが、もともと自分で石化能力をつけていたとしたら、自分で首を取りに行けばいいだけの話。
アテナに自分のアーマロイドをいたずらされて、武器まで奪われたらポセイドンだって怒りますよね。
いや、ポセイドンが最初に悪い事をしたんだけど…ね。
なぜ髪の毛が蛇なのか?
真面目にメデューサの髪がなぜ蛇なのか考えてみます。
実のところ、メデューサがギリシャ神話に登場した時から、蛇の髪は確定していたんです。
メデューサは、オリンポスの神々より古い大地母神の系統の神だと言われています。
ギリシャの家の屋根の部分に魔除けとして飾られていました。
エキドナという母神も蛇の姿で語られます。ケルベロスなどの母として有名です。
メデューサもエキドナもオリンポスの神々がやってくる前の神様だと言われています。
(メデューサはコルキス地方、エキドナはスキタイ地方)
メソポタミアのティアマトも竜神だし、大地母神の系統はなぜだか蛇の姿であらわされることが多い。
南米でも日本でも蛇の神様は大地を造ったり、大切な存在として扱われています。
蛇は、太古の世界では神聖だとされていたのです。
一般的には、抜け殻を残して生まれ変わるという姿から、不老不死や豊穣を示したものと見なされていたということです。
でも、そういう自然な事象ではなくて、古代に蛇の形をした乗り物が地球中を飛び回って、そのせいで蛇が神様と思われたとか、蛇面の宇宙人が太古の昔にやってきた…とかそういうほうが好みです。
結論
キリスト教が入ってきた時に蛇神系統は貶められたと言われています。
オリンポスの神々からすれば、怪物。
キリスト教からすれば、悪魔。
にされてしまったのでしょう。
エキドナやティアマト、メデューサなどが神秘的な異形の怪物たちを産んだとされているのも共通点として挙げられますが、怪物たちも元は神の系統として崇められる存在だったのかもしれません。
インドなどでは、蛇神はナーガと呼ばれて神の系統とされていますが、その他の異形の者たちも神として扱われています。
聖書でも知恵の実を与えたのは蛇ということになっていますが、なぜ蛇はそんなことを知っていたのか?ひょっとして蛇が持つ知恵をイブに与えたのでしょうか?(神のリンゴじゃなくてね)
この流れって、中世の頃の魔女狩りの構図に似ていますね。近所の薬草などに詳しいおばあさんが、若い女性に薬を分けてあげたりすると、魔女だと訴えられる。
ということは…聖書の教えは、昔の知恵は近代人にとっては触れてはいけないものとされているのでしょうか。
そこに、何者かの意図を感じるのです。
まぁ、それは一度置いておいても、メデューサの扱いの変化を見ていると、ある時代から女性優位の社会から男性優位の世界に変わったのだなと感じます。ゼウスが主神となっているギリシャ神話では、デメテルやヴィーナスのような大地母神の系統の女神は、脇役ですからね。
メデューサという名前には「女王」という意味があるそうです。
女神の呪いで髪の毛を蛇に変えられた哀れな愛人ではなく、昔は偉大な大地母神だったのです。
